2010年3月4日木曜日

先端がん治療、海外に 文科省が中仏などに技術供与

今月始め、重粒子線を利用したがん治療の記事が掲載されていた。
この方法によると、炭素の原子核を高速近くまで加速し、一気にがん細胞に当てることで遺伝子を傷つけて破壊するらしい。従来の放射線治療よりも威力が2~3倍強く、患者の体を装置に固定し、誤差1~2ミリでがん病巣だけを狙い撃ちするとのこと。
全身転移している私にも効くかな~。もし可能ならやってみたいな、はやく病気を治したいものね。

 文部科学省は日本が先行するがんの放射線治療法「重粒子線がん治療」の世界各国への普及に力を入れる。5000例超の治療実績を持つ同省所管の放射線医学総合研究所(千葉市)が3日にサウジアラビアの研究機関と協力協定を締結。年内に中国、フランス、ドイツの機関とも結びノウハウを供与する。日本発の医療技術で国際貢献をめざすとともに、先端機器の市場拡大と競争力向上につなげる。

 重粒子線治療技術の普及推進は政府が「ライフ・イノベーション」を戦略分野の一つに掲げる新成長戦略にも沿う。同技術は放射線の一種、重粒子線を体外から当ててがん患部を狙い撃ちする。無痛なほか手術が不要で副作用が少ない。手術の難しい脳腫瘍(しゅよう)や従来のエックス線では治しづらい体の奥のがんの治療に効果的とされる。

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