2009年3月23日月曜日

薬の効き目を見分ける方法を発見!!

3/23/'09の日経新聞に大腸癌の薬の効き目予測する方法が発見されたとの記事があった。
私の夫は、大腸にポリープがあるため定期検査を受けており心配だが、効き目予測できると抗がん治療の際、患者には相当負担が軽減されると思う。早く方法が確立されることを祈ります。

■日経 慶大、大腸がん、薬の効き目予測、たんぱく質、量で個人差。
 慶応義塾大学の谷川原祐介教授は大腸がんの治療薬である「オキサリプラチン」で、薬の効き目を見分ける方法を発見した。患者のがん細胞にある特定のたんぱく質の量によって効き目が違っていた。たんぱく質の量を投与前に調べれば、期待される効き目と考慮して治療できるようになる。 研究成果は二十六日から京都市で開く日本薬学会で発表する。 オキサリプラチンはヤクルト本社が市販する抗がん剤。同社は発見した方法を用いて薬を投与する臨床研究を全国十四の医療機関で始めた。 谷川原教授は患者から提供を受けた複数の大腸がん細胞を比べたところ、「S100A10」というたんぱく質の量が最大で約五倍違うことを突き止めた。がん細胞に抗がん剤を与えたところ、たんぱく質の量によって薬の効き目が違っていたという。 谷川原教授は「今回のたんぱく質は血液中に出ている可能性が高い。血液中にあれば採血で効き目を調べられ、事前に効き目を予測できるようになる」と述べている。

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