2010年1月9日土曜日

がん治療装置の性能向上 粒子線技術

7日、三菱電機はがんの治療装置の性能を高める技術を開発したとのこと。体内のがん組織を狙い撃ちする「粒子線治療装置」と呼ぶ機器に組み込む。粒子線が届く深さなどをきめ細かく制御し、がん周囲の正常な組織を傷つけないようにする。群馬大学で今年度中に稼働する装置から実用化する。新技術の有用性などを広く医療機関に訴え、国内外での受注増につなげる。

粒子線治療装置が稼働・準備中の治療施設は国内で10カ所あり、三菱電機は6カ所の装置を担当。このうち今年度中に稼働する群馬大学と来年度の稼働を計画している福井県の施設の装置に新技術を組み込むらしい。

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